FRBが追加利下げに踏み切る。株価への影響は?

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株式投資

FRB(米連邦準備理事会)は18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で政策金利を0.25%引き下げ、7月に続けて追加利下げに踏み切りました。

利下げしたら何がどうなるのかわかりませーん。という人は一緒に調べて学んでいきましょう。

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利下げとは

策金利を下げることを利下げといいます。政策金利とは、中央銀行が一般の銀行に融資する際の金利のことです。

基本的に利下げを行うとからその国の景気は良くなります。

利下げが実施されると、一般の銀行は低い金利で資金を調達できるようになり、企業や個人もその恩恵を受け銀行から低い金利で貸出できることになります。つまりお金が回りやすくなる、その分景気が良くなる、ということですね。

ということは、今はアメリカ経済(世界経済)が停滞しているということでしょうか。

逆に利上げをすると資金調達がしにくくなり経済活動が抑制されます。

だから利上げは景気の過熱を抑えるために行われるものです。

今回は7月に続いて追加利下げです。利下げは景気が良くないときに発動するものですが、今はアメリカ経済(世界経済)が停滞しているということでしょうか。

今年に入って「米中貿易摩擦」が起こっていますが、それに伴いアメリカ経済そして世界経済が不安視されたのは事実です。パウエル議長は「利下げは景気悪化を未然に防ぐ」という「予防的利下げ」と位置付けているようです。

トランプ大統領は利下げ幅が気に入らなかったらしく、パウエル議長を「ガッツもセンスもビジョンもない」と批判しています。さすがトランプさんです。

株価に与える影響はあるのか

先に述べたように「利下げ=景気回復」という見方をするので、株価は上がる傾向があります。しかし、全ての銘柄が必ず株価上昇するわけではありませんのでご注意ください。

為替では円高が進行するという懸念もあります。もし円高が進行すれば輸出企業中心に業績悪化につながります。そして10月から日本は増税になります。円高と増税が同時に押し寄せると日本経済にも悪影響が出ると予想します。そして日本株は下落するリスクも生じるかと思われます。

なお、配当金重視の投資では目先の株価変動に一喜一憂する必要がないので株価とにらめっこして過ごす必要はありません。下落相場では冷静に分析をして買い増しをしていくだけです。

7月の利下げではどうなった?

前回は2019年7月31日にアメリカの政策金利を0.25%引き下げる利下げを実施しました。

過去6カ月間のダウ平均のチャートです。

利下げ発表・実施した7月下旬~8月上旬に大きく下落しています。

日経平均株価はどうでしょうか。同じく6カ月間のチャートです。

アメリカと同じように7月下旬から8月上旬にかけて大きく下落しています。

株価変動の理由はいつも後付けなので参考になりませんが、おそらく「利下げ実施=景気悪化を認めた」とみなされたのではないかと思います。

米国も日本も結果「大きく下落」しています。

投資家は冷静に

株価変動の理由はいつも後付けです。なので参考になりませんが、おそらく「利下げ実施=景気悪化を政府は認めた」とみなされたのではないかと思います。

そんな後付けの理由に踊らされて売買選択していてはまず投資で勝てません。トレンドに乗ることと誘導されることは違いますからね。

なお、配当金重視の投資では目先の株価変動に一喜一憂する必要がないので変な後付理由に惑わされたり、毎日株価とにらめっこして過ごす必要はありません。下落相場では冷静に分析をして買い増しをしていくだけです。

関連記事です。

無理矢理まとめ

・利下げは景気悪化状態を回復させる措置である。

・利下げ実施で「今後回復する」プラスとみるか、「現状は景気悪い」マイナスとみるか。株価は金持ち投資機関の気分で上下する。しかも変動理由は後付。先読みは難しい。

・ててての予想「利下げで一度株価が下落して、徐々に回復していく」自己責任でお願いします。

・米中貿易摩擦は早く終わってほしい。



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