米国株「PCAR」トラック製造や情報技術を手掛ける技術企業

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米国株

今まで紹介した米国株はすでに多くの先輩ブロガーが記事にしていましたが、今回はあまり触れている人は少ない銘柄に焦点をあてていきたいと思います。

企業名はPACCAR(パッカー)でティッカーはPCARです。米国株の四季報を眺めていたところ、ピンときた銘柄でした。購入することもなかったのですが、四季報で見つけた時の値段から現在20%以上も値上がりしています。

せっかくブログを始めたのだから、銘柄分析するきっかけとして記事にしたいと思いました。

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PCARの歴史

1905年にシアトル西部で鉄道および伐採機器を生産するための企業としてスタートしました。

1945年に シアトルのケンワースモータートラックカンパニーを買収し大型トラック市場に参入しました。 そこからさらに買収をし大型トラックの性能を向上させていきました。

1960年の時にはすでにPACCARは国際的なトラックメーカーとなりました。

さらに買収が続きます。

1996年のDAF Trucks NVと1998年のLeyland Trucksの買収により、PACCARは世界の大手トラックメーカーの1つとして確立されました。

そして現在は…

高級、中型、大型トラックの設計や製造などを手掛け、顧客サポートにおける世界的企業になっています。

そして PACCARは、高度なディーゼルエンジンの設計と製造、金融サービス、情報技術の提供やトラック部品の販売も行っています。

PCARの株式基本データ

PERが10%未満ですのでだいぶ割安であると言えます。予想配当性向は50%以下です。

配当利回りが4.5%もあるので魅力ですが、この企業は特別配当を実施しているので、そのおかげでこのような予想利回りの数値が算出されています。



PCARの株価推移

ブレブレの線で申し訳ありません。

株価はもみながらも右上がりです。

あまりチャート分析とかは詳しく行いませんが、とてもきれいに線が引けそうだったので引いてみました。下値のサポートラインが見えてきます。

PCARの売上高とEPS

2016年を除いて、連続売上高増です。EPSも同様です。

企業が決算ごとに発表するレポートも非常に強気です。



配当額と配当性向

配当額は順調に上昇しています。配当性向も20~30%程度であり、増配の余地ありありです。

ただ、この企業は業績を伸ばすために大幅増配することはない、とみております。


各種キャッシュフロー

フリーキャッシュが大抵プラスを保っています。いいですね。


営業キャッシュフローマージンも軽く10%を超えています。いい感じです。


PCARの最近の配当情報

配当支払い月は「2,5,8,11月」です。

この企業の特徴は何といっても「特別配当を実施」していることです。定期的に支払われる配当金額は一定で毎年増配傾向があります。しかし、この特別配当額は年によって異なります。2ドルの年もあれば1ドルだったり0.5ドルだったりもします。だから利回りのデータもあまりあてになりません。(笑)

今年はどれくらいの特配になるかなー、なんて期待するのも楽しいですよね。

昨年の特配は2ドルでしたが、今年は何ドルになるでしょうかね。



まとめ

・PCARはトラック製造からアフターサービスまで手掛け、エンジン製造技術や金融サービスを行っている世界トップレベルの企業である。

・業績は順調でPERは10倍未満。押し目があれば購入の価値ありか。

・配当利回りは年末の特配によって大きく左右される。

・トヨタと共同開発で水素電池を開発している。


物流には欠かせないトラック。アマゾンが輝き続ける裏にはこうしたトラック業界の活躍があるからこそではないだろうか。

超高配当株に目がくらんで検討候補には入っていたが購入できていなかったパッカー。

そろそろ購入しようかな。

投資はあくまでも自己責任。



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