嫌われ続けるたばこ。ついに企業も株主から嫌われるか?

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株式投資

周囲のたばこ、78%「不快」=がん治療と仕事、6割弱が両立不可能-内閣府初調査

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000120-jij-pol

時事通信

たばこ対策の調査は初めてで、周囲のたばこの煙を「不快に思う」「どちらかと言えば不快に思う」と答えた人は合計で78.4%に上りました。

今の時代、健康被害に対して敏感になってきていて、街中で歩きたばこをしている人なんてほとんど見かけなくなりました。

喫煙率も低下していて、たばこの煙を吸うと喘息を起こしてしまう私からすれば嬉しいことです。しかしたばこ企業の株主からすれば株価低下につながるので嘆きにつながります。

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喫煙率の推移

たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少したことになります。 年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は21.3%ですが、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で35.5%でした。  成人男性の喫煙率は、減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり、約1400万人が喫煙していると推定されます。  これに対し、成人女性の平均喫煙率は8.7%であり、ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況です。 喫煙率が一番高い年代は40歳代の13.6%、最低は60歳以上の5.4%です。

成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)より引用http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)より引用http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

日本だけみても喫煙率は昭和40年から平成30年にかけて50%以上の減少です。すさまじい勢いで減っています。

日本たばこ産業(JT)の株価推移

JT 3年間株価チャート

JTの過去3年間の株価チャートです。2016年暮れには4000円をつけていましたが、最近では2300円前後を推移している状況となっています。

一株当たりの配当金はどうなのかと思い、調べてみました。

JTのHPより

2012年度から連続増配しています。しかし、注目してもらいたいのは配当性向です。

配当性向とは「利益のうちの何%分を配当金として支払っています」、という指標です。

2012年度は37.6%だった数値が2019年度には74.6%(予想)となっています。つまり利益の約75%を配当金として支払っているのです。

過去から今をみれば「連続増配銘柄」ですが、今から未来を見据えたときに「いつか配当金がなくなる」という不安が投資家には生まれます。

つまり、将来の業績が不安視し株を手放す人が増え、株価の下落につながっています

JTはたばこの単価を値上げすることで業績をある程度保っていますが、今後どんな策で業績を伸ばしていくかが注目されます

くそダサい投資家のててては最近株価下落の激しいたばこ株に手を出しています。

関連記事です。

喫煙者が減り、たばこが悪者扱いになってきているこのご時世。

たばこ企業は一般国民からも、投資家からも嫌われてしますのでしょうか。

投資は自己責任でお願いしますね。

life is wonderful.

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