配当王シリーズ続きます。今回は連続増配年数50年を超える配当王の一つ、CWTを紹介していきます。
カリフォルニア・ウォーター・サービス・グループ(California Water Service Group)は、カリフォルニア州サンノゼに本社を置く、水道とその他関連サービスの提供事業を行う企業です。
水の供給・流通と水関連ユーティリティサービスの提供をしています。
産業や公共などの水を生産・購買・保管・処理・試験・配布・販売や、水システムの運営と課金・検針サービスを含む非規制水関連サービス( 通信アンテナサイトと実験室サービスの賃貸業務など)を提供しています。
CWTの基本情報

株価は2019年10月1日終値52.74ドルとなっています。
公共事業銘柄で信頼があるが故のPERの高さになっているとみています。
CWTの株価推移
まずは5年間の株価推移を見ていきます。

AWRと比較すると見劣りしますが、株価は上昇基調です。1年に一度押し目が来ていますね。
では次に10年間のチャートを見ていきましょう。

2015年後半から上昇気流に乗り急騰しています!2018年に大きな押し目がありましたが、そんなことも気にせずに再び上昇をしています。
CWTの売上高とEPS

売上高は年々増加しています。EPSのは株価が上昇し始めたころと同じタイミングで上がっています。
CWTの純利益とBPS

純利益については波がありますが、BPSはとても順調に伸びています。株主からの信頼が高まりますね。
CWTのキャッシュフロー

投資キャッシュフローが年々増加しています。そのためフリーキャッシュもマイナスになる年が多いです。経年劣化してしまう水道設備ですので、信頼を失わないためにも大きな事故は起こせません。フリーキャッシュが振るわないことは目をつむりましょう。
営業キャッシュフローマージン

10%を軽く超え、上昇しています。すばらしい、の一言です。
CWTの配当金と配当性向

連続増配を続けていますが、着実に少しずつ増配していることがわかります。
配当性向に関しては年によって80%近くになることもありますが、大体60~70%程度になっています。増配の余力はまだまだありそうです。
CWTの直近の配当金情報

年4回の配当で「2,5,8,11月」の支払いになっています。
嬉しいのは「配当落ち日」と「配当支払い日」の間がたった2週間というところでしょうか。私の保有している銘柄は大体1カ月くらい期間が開いています。配当金をモチベーションにしている私からすればこれは嬉しいです。
まとめ
・CWTは水道事業を営む企業で連続増配年数50年を超える【配当王】である。
・業績も堅調で株価も上昇している「信頼が高い」銘柄である。
・配当利回りは低いが、持ち前の信頼性から「債券的な」持ち方をすることができる。
・配当は年4回「2,5,8,11月」に支払われる。配当落ち日から2週間後に支払われる。
life is wonderful.

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